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 会の概要




サウスベイ経営セミナー( South Bay Management Seminar )は アメリカ・ロサンゼルスのサウスベイ地域を中心とする日本人メンバーで組織されたビジネス勉強会です。  1995年4月に設立され、同年6月に第1回セミナーを開催し、以降原則として毎月1回セミナーを行い、会員がアメリカで企業経営に携わるうえで日々直面 する様々な問題について専門家を招いて勉強したり、会員同志で研究・話し合い等を行っています。  この会はもともと JBA( Japan Business Association of Southern California:南カリフォルニア日系企業協会)のサウスベイ地域部会が主催していたセミナーでしたが、JBAの方針変更に伴い、現在の組織に引き継がれたものです。JBA時代に既に10数年(144回)の歴史を持つセミナーであり、この組織はロサンゼルス・サウスベイ地域を中心とする企業の日本人にとってビジネスを行ううえで重要な情報源となっています。  また、この会は会員及び会員家族相互の連携、親睦にも留意した活動も行っており、海外で活躍する日本人にとって心の支えの役割も果 たしています。



以下に、2001年総会における井出英雄新会長の就任の挨拶を掲載します。SBMSの概要を知る一文です、是非御一読下さい。

先日SBMSの幹事会に呼ばれ、投票で選出されたので今年の会長を引き受けてくれと言われた時に、私は「97年にも一度やっているし、現在いろいろ斬新なアイデアでSBMSの機構改革している最中のところに古い人間がまた出戻りするのはイメージ的にも良くない」とお断りしたのです。
 ところが今井会長他幹事の方々から『本来なら今井さんが留任してでも軌道に乗りかけた改革を今の方向でやってもらいたいが今井さんは定年,帰国ということでそれが出来ない。しかるに井出さんは改革の切っ掛けに関係したわけだし、それをしっかり軌道にのせる責任もあるのではないか』という主旨の説得に会い、幹事の皆さんにもじっと見つめられ抵抗空しく引き受ける結果となりました。

何故このようなことを暴露するかというと、今後のSBMSの行く先に関係するからなのです。

ご存知のとおり去年から会費が3分の1になりました。月30ドルから10ドルに下げたわけです。すごいですよね。10%や20%の値引きじゃなく67%値引きですよ。これでも先ほどの会計報告にもあったように黒字です。
 その上、セミナーの質は下がったか、あるいは連絡が悪くなったかといえばその逆でしょう。諸橋セミナー委員長のリードで質も雰囲気も向上しました。連絡もWEBサイト、ホームページ、E−mail,FAXとIT技術を活用して木目細かく向上しました。立派なものです。改めて前会長および幹事の方々の業績に敬意を表したいと思います。

こうなったのは、私が97年に会長を引きうけた時に述べた方針が切っ掛けだったという方がいます。私が何を言ったかというと、SBMSのあるべき姿として
1. ボランテアの手作り運営
2. 楽しいこと
3. 役にたつこと
の三つをあげました。
当時は運営を若尾さんに一部有償委託していたこともあり、若尾さんが本業(コンサルタント)で忙しいので、我々が自主的にやろうということになったわけです。そして1年やってみました。
その時の反省文を読みますと結構その通りにやったようです。でも会費はそのまま30ドルでした。それを見直したのが先ほどのプロジェクトだったわけです。30ドルの中味を分析するとざっくり言ってしまえば、10ドルが会場費用などの実費、10ドルが若尾さんへの委託費用、10ドルが余剰金として繰越しでした。

最初の10ドルの実費、これは必要です。次の業務委託費ですが、これは幹事の方々がすでに結構ボランテアでやってきていましたから一部若尾さんにお願いしていた部分(会費徴収、連絡など)も全部引取り自分達でやれるとの見解になりました。残る10ドルは余剰金です。SBMSは収益をあげる目的はありませんのでこれも不要です。結局月10ドルで出来るとの見通しになったわけです。そしてこの「10ドルでかつ全員がボランテア」を初めて実践したのが昨年の役員幹事の皆様で、そのきっかけになった言い出しっぺが97年の井出だった、だから軌道に乗せる責任があるから会長をやれ、ということなんです。長い話しですみませんが経緯を知らない方もおられるのでわざと話しています。

さて2001年の活動方針ですが、
‐タダで
‐楽しく
‐ためになる
この三つのタ、サンタ ポリシーで行きたいとおもいます。

そこでお願いですが、タダというのはお金がタダ同然ということだけではなく、タダでつまりボランテアで運営をやって頂くということです。他人の作ったレールに乗り恩恵だけを受けるのではなく運営に参加して頂きたいということです。

楽しく、ためになるのはSBMの特色です。堅苦しいセミナーは他にいくらもありつまらないものが多いです。SBMSは雰囲気も良く、気楽に討論もできますね。去年は諸橋さんのキャラクターも幸いしSBMSのそういう良い面が出たとおもいます。

それから親睦会があります。SBMSはセミナーが本来の集まりですので親睦会は自然発生的に集まったらやる、好きな人がやるというスタンスで良いかと思います。去年もやったから今年もという義務観念で無理すると人が集まらなくて赤字になってしまったりします。私個人的にはセミナーも楽しいですが、その帰りに仲間と一杯やりなが食事をしてセミナーの反芻(はんすう)をするのが何よりの楽しみで参加しています。これも親睦会です。

もう一度、会員の皆様の積極参加、自主参加、頼まれたら断らない、出来ることだけやる、出来ない場合は助け合うという気楽なスタンスで、手作りのSBMSを楽しく続けて行きたいと思いますので、よろしくご協力の程をお願い申し上げます。有り難う御座いました。

2001年1月26日
井出 英雄