| 2003年8月講義ライブラリー | 「創作のヒミツと小説ができるまで 」 | ||||
| 講師 | 阿木慎太郎 氏 | ||||
| 講師紹介と略歴 | 地元ロスに在住するハードサスペンス小説の巨匠、阿木慎太郎さんです。最近上梓された大作「ラストインテンション(遺志)」の創作過程を辿りながら、豊富な映画・出版業界での経験を踏まえて「創作のヒミツと小説ができるまで」と題して講演していただきます。
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| 紹介者 | 諸橋氏 | ||||
講義内容
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なぜ本が売れなくなったか ・読書以外に金を使う趣味・余暇の過ごし方が増えた |
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出版業界の現状 ・大変景気が悪い。 -> 日本映画界の凋落に大変似ている 新たな動き |
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阿木先生の半生 ・終戦直後、学校入学。貧しい時代。貸本屋で本を読みあさる。 奥様との馴れ初めをお話し中に音響機器不具合で、大爆音発生* ・卒業後、東宝に入社 *SBMSより:大変失礼いたしました。しかし、何というタイミング! |
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TVドラマ企画時代 ・スタッフ7-8人で 、ドラマのネタとなる原作を探し、企画書をTV局に売り込む。 -> 実現し、出版とTV化の相乗効果でヒット。 作家ってなんて儲かる商売なんだろう! |
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作家へのきっかけ ・23年務めた東宝を退社。「毎日が日曜日」状態。奥様の勧めもあり、ロスに移住。 -> やむを得ず、小説「挙聖処刑行」を執筆。ヒット作となり、作家を本業とするようになる。 |
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創作の秘密 ・阿木先生の奥義: ストーリーを作らずに書く。 |
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最新刊「ラスト・インテンション」について ・タイトルは版元が決めた。日本人にはわかりにくい? ・ラスト・インテンションの秘密
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小説について 小説を読んでも 小説は素晴らしい 何通りもの人生を味わえる。ヒーロー、ヒロインになれる |
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主な質疑 Q: 作家志望です。どうすればデビューできますか? A: 現在作家使い捨ての傾向が顕著。従って新人には逆にデビューのチャンスは大きい。新人賞懸賞に応募するのが最も近道。出版社に持ち込んでもまず読まれない。私のところにも持ち込まないでください。 Q: 裏の世界を舞台にしたストーリーが多いですが、取材はどうされていますか? A: 実際にヤクザや警察内部の人と会って話を聞いている。言ってることが正反対だが、そこはフィクションなので脚色して書いてます。 |
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講義全体の感想 SBMSの新記録ではないかと思われる約80名の聴衆を集めた講義となりました。質疑もいつにもまして活発で阿木先生の人気ぶりが伺えました。 Hideki Muto |
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